お知らせ

なぜ日本酒が進む?天ぷらの油を旨味に変える秘密

美味しい天ぷらを食べていると、不思議と日本酒が欲しくなります。
これには、味覚のバランスを緻密に計算した科学的な理由と、職人が仕掛ける手順があります。

天ぷらは衣で素材の旨味を閉じ込める料理ですが、どうしても口の中に油の余韻が残ります。
その油をすっきりと流しつつ、次のひと口をさらに美味しくさせる役割を果たすのが、日本全国から厳選された日本酒です。

日本酒と天ぷらを合わせる際、職人が最も意識するのが酸度とアミノ酸のバランスになります。

例えば、車海老のように甘みとコクが強い食材の天ぷらには、福島や宮城といった東北地方のすっきりとした純米酒がよく合います。

お酒に含まれるほのかな酸味が、天ぷらの油分を心地よく洗い流してくれるからです。

口の中が一度リセットされるため、2品目、3品目の天ぷらも、常に最初の一口目のような感動を味わうことができます。

お酒を選ぶ際は料理とお酒の温度を考慮することもポイント。
揚げたてで熱々の天ぷらには、冷やしすぎない少し高めの温度の日本酒を合わせることで、口の中で温度のギャップが生まれず、旨味が綺麗に調和します。

逆に、みずみずしいお造りや前菜には、キリッと冷えた淡麗な日本酒を合わせることで、コース全体の流れにメリハリが生まれます。

大切な方との特別な時間や、ビジネスでの大切な接待の席では、こうしてお互いを引き立て合う料理とお酒の組み合わせが、会話をさらに弾ませる素敵なエッセンスになります。

上熊本近辺にお住まいの方はぜひお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから